英語の勉強を始めたばかりの初心者だからいまはむりだけど。
でも、いつか洋書を読めるようになりたい。
と思って日々英語学習をがんばっている人。
『読めるようになってから読むんじゃなくて、読みながら学習できる洋書』
ありますよ(*´v`)
ちなみにこの記事は、
- 受験英語を勉強している学生さん
- TOEICや英検などのテストや資格としての英語を学習してる社会人
向けの記事ではなく、洋画の原作だったり英字新聞だったり自分の好きな英文を読みこなせるようになりたい。
そう思って英語学習をしている人に向けた記事です。
洋書を読めるようになるための第一歩としておススメの洋書を紹介させていただきます。
中学レベルの英語力で読める英語を英語で学べる教科書
英語初心者におススメの洋書『ラダーシリーズ』
英語初心者におススメの洋書『ラダーシリーズ』
この画像は私がじっさいに読んだ2冊で、なんかボロボロでハズかしいですがいい本、というかいいシリーズなので紹介します。
まず、英語の本を読めるようになるためには多読(たくさんの英文を読むこと)が必要になります。
けど、いきなり辞書を片手に洋書を読み始めてみても、
- 初心者にとってはわからない単語だらけで全然すすまない
- 脳のスタミナ使いすぎで結局2行くらいしか読めなかった
ってなりますよね。
私の場合、洋書ではなかったですがいきなり英字新聞からスタートしようとして瞬時に挫折したことがあります。
たぶん10分くらいです(*´v`)
そんな私がちゃんと1冊まるまる読むことができた本なので次でおススメの理由や選び方なんかを紹介します。
英語初心者にラダーシリーズがおススメな理由は?
さっそくラダーシリーズをおススメする理由ですが、
- ちゃんと自分のレベルにあった本がある
- 学習しながら読める
- 自分の興味のあるジャンルから選べる
このあたりがおススメできる理由です。
全部大切なことですね。
ちゃんと自分のレベルにあった本がある
このラダーシリーズですが、本によってレベル分けされているんです。
レベルは全部で1~5まであり、この画像は上の画像の『フランダースの犬』ですがレベル2です。
ぱっと見、全部英文なので「うわ!」ってなったかもしれませんがよくみてください。
このページの単語で知らない単語ってないですよね。
熟語のせいで少し意味が取れないっていうのはあるかもしれませんが、単語1つ1つは簡単なハズです。
「PatrascheとかJehan Daasとか分からないけど?(怒)」
という方、それは人や犬の名前です。
そのつど覚えるものなので大丈夫です(*´v`)
一応、本に記載されているレベルの一覧も書いておきますね。
目安にはなると思います。
レベル | 使用語数 | 読解に必要な英語力 |
LEVEL 1 | 1000語 | TOEIC300点以上/英検4級以上 |
LEVEL 2 | 1300語 | TOEIC350点以上/英検3級以上 |
LEVEL 3 | 1600語 | TOEIC400点以上/英検準2級以上 |
LEVEL 4 | 2000語 | TOEIC470点未満/英検準2級以上 |
LEVEL 5 | 制限なし | TOEIC470点以上/英検2級以上 |
こんな感じです。
このラダーシリーズ、本のレベルに応じて使用単語を制限してつくられているため、英検でいうと4級(中学2年生程度)の英語力から読める本も用意されているんです。
まったくの英語初心者だったとしても50時間程度勉強すれば読みはじめられるレベルです。
学習しながら読める
そして、ラダーシリーズのメリットの1つに学習しながら読めるというのもあるんです。
洋書を読むときわからない単語がでてきたら辞書アプリとかでしらべながら読みすすめていきますよね。
ですが、このラダーシリーズのレベル1と2に関しては本で使われているすべての語の『ワードリスト』がついているんです。
巻末でその本で使われているすべての語が確認できる(※レベル1と2のみ)ため、つまずいたらワードリストで学習しながら読むことができるんです。
こんな感じで英語初心者でも洋書を完読できるようにつくられています。
レベル3以上(TOEIC400点以上/英検準2級以上)に関しては中学レベルの語はのぞいてありますが、そのレベルになると基礎英語力は身についてる状態なので必要ないハズです。
自分の興味のあるジャンルから選べる
ラダーシリーズにはたくさんのジャンルの本があるのもおススメする理由の1つです。
- 童話(フランダースの犬、星の王子さまなど)
- 文学(銀河鉄道の夜、走れメロスなど)
- 偉人(スティーブ・ジョブズ、マークザッカーバーグなど)
- 舞台(ロミオとジュリエット、オペラ座の怪人など)
さまざまなジャンルの中から自分の好きな本、自分にあったレベルの本を選んで読むことができます。
スティーブ・ジョブズ(レベル4)、マークザッカーバーグ(レベル5)など、偉人系などはレベルが高い印象があります。
なぜかアインシュタインとエジソンは超偉人なのにレベル1でしたが。。。
科学や研究に関する専門的な単語をレベル1でどうやって表現してるのかちょっと気になりますね。
少し脱線しましたが、やっぱり興味のないジャンルだと日本語でもつらいのに、英語で読むとかまず無理なのでジャンルがたくさんあるというのはメリットですね。
おわりに
最後に私なりの本を選ぶコツみたいなのをいうと、自分の英語力より1つか2つ下のレベルの本を選ぶのもいいと思います。
目安では「TOEIC470点以上/英検2級以上」の人はレベル5相当となっていますが、レベル3とか4の本でもいいと思います。
やっぱり本なので1冊まるまる読むとなるとテストの長文問題どころではないくらい長文なので無理は禁物です。
というわけで今回は、英語初心者におススメな洋書『ラダーシリーズ』のお話でした。
ぜひ、レベル1の本から読んでみてください。
レベル1とはいっても洋書を1冊読み終えたらきっと大きな自信になりますよ。
まずは小さな成果をものにするのです(*´v`)
読みあさりましょう!
ラダーシリーズは、「はしご(ladder)」を使って一歩一歩上を目指すように、学習者の実力に合わせ、無理なくステップアップできるよう開発された英文リーダーのシリーズです。
ラダーシリーズ フランダースの犬の「はじめに」の部分より
あ、もう1つ。
読む際は100%の理解度にこだわる必要はないですよ。
ところどころわからなくても、そこに時間をかけるより1冊読みきることが大切です。
どんどん読むのです。
どんどん読んで何度もその単語や表現に出会うことで少しずつ覚えていけばいいのです。
では(*´v`)