【おススメ】自分をほんの少し強くする本 その1~一勝九敗~【事実】

生き方

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今回は、挑戦のほとんどは失敗する。

けどしつこく挑みつづけたら、ときどき成功することもある。

そういう大切さを学んだ1冊の書籍の内容を少しだけ紹介します。

この記事は何をやっても上手くいかず、自分はダメだと落ち込み、お酒を飲みつつふてくされていた若いときの自分に向けて書いています。

同じように自分はダメだと落ち込んでいる人。

実はそんなにダメじゃないので、しつこく挑みつづけましょう(*´v`)

やる気がでてくる名言!

一勝九敗

『一勝九敗』という本をご存知ですか?

この本、2003年に新潮社から出版された本なんですが、著者は柳井正氏。

  • 株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長
  • 株式会社ユニクロ代表取締役会長兼社長
  • 株式会社ジーユー取締役会長

である世界でもトップクラスの実業家の方です。

その柳井氏が、ユニクロを成長させるためにあらゆる挑戦をしてきた中で、

『僕の勝率は1割くらいだと思う』

『致命的な失敗(会社の倒産)以外はしてもいい、改善の材料になる』

というようなことを、ユニクロが現在にいたるまでに過去にした数多くの失敗談を例にお話しています。

『思っていることをこんなに具体的に書くんだ~。』

と、ついおもしろくて熱中してしまった本です。

この本の中からユニクロの過去の失敗談や改善することの大切さなどをいくつか紹介します。

ユニクロの成長過程での失敗談!

ユニクロというとカジュアルウェアを世界で展開している大企業だし、そんなに失敗とかするの?って思ってしまいますがいろいろしてたみたいです。

  • 都心型一号店での失敗
  • 『ファミクロ』『スポクロ』での失敗
  • ロンドン出店での失敗

1つ1つみていきます。

都心型一号店での失敗

ユニクロはもともとロードサイド店舗(大通りに面した店舗。家族連れで車でくるお客さんが主なターゲット。)を展開していくやり方で成長していきました。

そして、初の都心型店(主要な駅の駅前やショッピングモールに入ってるような店舗)、大阪アメリカ村店を出店するも失敗。

本では郊外型店と違い商圏(半径何キロ以内にどれくらいの潜在顧客がいるか)が把握できなかったと語っています。

『ファミクロ』『スポクロ』での失敗

聞いたことがないかもしれませんが、ユニクロは過去に、

  • 『ファミクロ』(家族連れ中心のファミリーカジュアルを販売)
  • 『スポクロ』(スポーツカジュアルを販売)

という店舗もつくっていました。

私も本ではじめて知りました。

しかし、2つとも1年経たずに撤退。

ロンドン出店での失敗

ユニクロはロンドン出店の失敗談もあります。

  • 3年間で50店舗
  • 3年目で黒字化

を目標に出店を続けるも失敗。

ロンドン圏以外のすべての店舗を閉鎖しています。

こんな風にあの大企業のユニクロでさえたくさんの失敗をしてきました。

それでも、あきらめずに改善しつづけて挑戦しつづけて、ちいさな勝ちを積みあげていった結果、いまのユニクロがあるんですね。

柳井正氏の改善と改革がすごい!

ユニクロの失敗談をいくつかあげましたが、ここでは柳井正氏の改善、改革について少し紹介します。

でも、なんか超絶に長くなりそうな気がするので、1つだけにしておきます(*´v`)

ABC(オール・ベター・チェンジ)改革がすごい!

このABC改革。

A・B・Cと順番に1から全部を改善していこうというユニクロの業務改革なんですが、この改革の中でのSS店長(スーパースター店長)という制度があります。

従来の店長は、

  • 店長になる
  • スーパーバイザーになる
  • ブロックリーダーになる
  • 本部社員へ

というように店長とは出世のステップに過ぎないという考え方があったようです。

そこで柳井氏は、それじゃダメだよということで、

従来の本部主導でいいの?お客さんと売り場を一番近くでみてるのは現場だ!店長はもっと評価されるべき!というかみんなもっと店長を目指すべき!小売業であるユニクロでは店長が最高の仕事なのだ!

と改革を進め、

店長の中の店長、SS店長は本部の人間より稼ぐべき!

ということで、SS店長の報酬は年3,000万円(2003年当時)を可能とした給与体制をつくりあげます。

仕事にかける情熱がすごすぎますね。

一勝九敗とはいろいろやりつづけること!

私たちふつうに暮らす人と企業とじゃちょっと違う部分もありますが、一勝九敗の前提は、まずいろんなことをしてみるということです。

一勝九敗するだけでも少なくとも10回は挑戦していないと実現できないですよね。

でも挑戦っていうと重苦しくきこえるし、『何を挑戦するのさ!』

ってなるかもしれませんが、自分に必要だと思うことをやりまくるだけです。

先ほどのユニクロの例でもかなりいろいろやってますよね。

たとえば、将来プロゲーマーになりたいっていう人がいたらゲームに関することをやりまくっているはずです。

  • 長時間プレイ
  • ヘッドフォンにこだわる
  • コントローラーにこだわる
  • 攻略情報の入手
  • ネット環境の改善

あげればきりがないくらいたくさんのことを試しているはずです。

その中で、

  • 対戦相手に負ける
  • ヘッドフォン選びに失敗する
  • コントローラーもなんか合わなかった
  • 入手した攻略情報に間違いがあった
  • 契約したネット回線の通信速度が遅い

など、たくさんの失敗があるはずです。

そして、ひとつひとつを改善して少しずつゲームが上手になったりゲームの環境を整えたりしていってますよね。

でも、本人は好きでやってるので何かに挑戦してるという自覚はないと思います。

一勝九敗とは別に

『勝率1割を目指せ!』

『一勝九敗を意識しろ!』

という大げさなものじゃなくて、自分に必要だと思うことをやりまくるだけです。

自分に自覚がないままいろんなことをしている過程に小さな一勝九敗が隠れているだけです。

もちろん、上手くいったことは勝ち、いかなかったことは負け、その内訳はやっぱりうまくいかなかったことの方が多いはずです。

なので、ときどき手に入れられる1つの成功のためにいろいろやりましょうっていうことです。

あとは、改善できる負けは分析し改善、どうにもならなそうな負けは捨ててまたいろいろやるんです。

柳井氏はそうやってユニクロを育てあげてきました。

そして後にはジーユーまで成功に導いています。

おわりに

今日は、ユニクロの柳井正氏の『一勝九敗』から挑戦しつづける大切さを学んだのでマネしましょう。

というお話でした。

文字ばかりでおもしろくない記事になってしまいましたが『一勝九敗』もっと文字ばかりです。

でもおもしろいので手にとってみてください。

そして、いろいろやりまくりましょう。

柳井氏のように走りまわって動きまわって跳びはねつづけて真っ黒くなって900万回の負けと100万回の勝利を手にしましょう。

勝負です(*´v`)

僕は仕事が一番楽しい。どんなことよりも面白い。ゴルフをやるより、仕事の方がはるかに充実します。

柳井正

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